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冒険 & カヌーAdventure & Canoe

4 生徒と教職員の一体感のある学校を作りたい

生徒と教職員の間の溝を埋めるにはどうしたらよいのだろうか。 それが私の校長のしての大きな課題だった。そのためには、授業の充実はもちろんであるが、 それ以外に生徒が自分の持ち味を発揮できる場面をできるだけ多く作ることが必要だと考えた。 部活動、学校行事、生徒会活動など、様々な場面で生徒と教職員がともに熱く取り組み、 達成感を味わえるような学校を作りたいと考えたのだ。 私は、その一方策として、運動会の朝の練習の時間を増やして、 生徒と担任たちが心を一つにして燃え上がるような行事にすることを職員会議で提案した。 また、折から日本と韓国で共催されたサッカーのワールドカップを体育館のステージに大画面で映して みんなで声援を贈ったりすることを企画した。 それらのイベント的な試みは、少しずつ本校の生徒と教職員との心の距離を近づけていく成果を もたらしたようにも見えた。だが、学校を変革するためには、もっともっと熱い取り組みが必要だった。
読売教育賞受賞『手作りカヌーで富士五湖横断』
1 全国ニュースで紹介されたカヌーの取り組み 2 校長着任時の学校の状況 3 荒廃の原因の考察
4 生徒と教職員の一体感のある学校を作りたい 5 若い技能主事と教育相談員の提案 6 校長室がキャンプ場に変身
7 プールでのデモンストレーション 8 カナディアンカヌーとは何か 9 作製そして完成
10 「西湖」の横断に成功 11 「特色ある教育活動予算」が認められる 12 学生ボランティアや卒業生も参加
13 ターゲットの生徒たちも参加する 14 マスコミの取材攻勢 15 グラスファイバー塗装に挑戦
16 盛大に「進水式」を開催 17 不登校学級の生徒たちが、「西湖」横断に成功 18 友情を確かめ合った「本栖湖」横断
19 卒業生が「山中湖」横断を断念 20 新入生が「山中湖」横断に成功 21 大雨の中「精進湖」横断に成功
22 ついに「富士五湖」完全制覇 23 荒れた学校の奇跡的な変容  
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カヌー製作編
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★ 2007年夏
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★ 2008年夏
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富士五湖横断